2021.10.27

【高校教員・学校関係者向け】新たな探究のカタチを考える会vol2-主体的な探究へ促す最初の一歩の作り方-

プレスリリース
ワンダリングチャレンジ

いよいよ新学習指導要領が施行間近となり、
どんなカリキュラムを組んで探究学習を導入していくのか、悩まれている先生方の声を頻繁にお伺いするようになってきました。

”探究的な学びをさせたいが、多くの生徒が調べ学習に留まってしまっている”(長野県の県立高校教員)

”もっと色々なアクションをさせたいが、なかなか生徒が自ら動きだす流れを作れない”(東京都の私立高校教員)

”新たな「総合的な探究の時間」のカリキュラムを作っているが、なかなか他の教員の理解が得られず無難な取り組みしかできない”(神奈川県の私立高校教員)

そんな先生方のお力になれないか‥、そして一緒に一人でも多くの高校生たちが探究学習に前向きに取り組むことができる環境をつくれないかと考え、本イベントを企画しました。

第1回では「熱中する探究学習とは」をテーマに多数の方にご参加いただき、様々な学びを一緒に創らせていただきました。その上で、今回焦点を当てるのは「主体的な探究へ促す最初の一歩のつくり方」です。

前回のイベントでも「目的と授業の枠は整理したけれど、具体的に何をするのか悩んでいる」や、

「理想の探究活動のイメージは合っても、最初の導入・初期学習などそこまでの道筋をどう設計するかが悩ましいといった悩み」といった悩みが共有されていました。

今回はどうすれば生徒自身が探究に対して前のめりになっていくためのSTEPや足腰のトレーニング、もしくはテーマや問いを良いカタチで渡し、深い学びを得られるプロセスがつくれのか
ゲストの皆様の実践事例をヒントに、みなさんと共に考える場を作れればと考えています。

●本イベントの特徴

今回は、実際の実践事例から皆様とともに議論をする場をつくるべく、群馬県で様々な高校の総合的な探究の時間をコーディネートしていらっしゃるNPO DNAの沼田さん、そしてワンダリングチャレンジをいち早く学校にて導入いただいた金沢総合校の木下先生をお招きしました!

どのようにメインとなる探究活動へと向かう姿勢を創ったり、探究学習を促進させる土壌や能力を育む仕掛けを創られているのかをお聞きし、皆様とともに学びをつくることができたらと考えています。

また台湾で1万人以上の若者が熱中した探究イベント「ワンダリングチャレンジ」のエッセンスをもとに、学校での「総合的な探究の時間」を絡めたカリキュラムのサポート教材として現在開発している「ワンダリングチャレンジ for School」についても簡単に共有いたします

「ゲーミフィケーション×町や学校を舞台とした探究」のエッセンスを持った新たな探究学習の導入の形として皆様の参考になればと願っています。

●イベント概要

日程:11月2日(火) 20:00-21:30 @オンライン(Zoom)
対象:高校教員、学校関係者 50名

主催:ワンダリングチャレンジ実行委員会(一般社団法人ウィルドア /  NPO法人ETIC.)
後援:全国高校生マイプロジェクト事務局

●こんな方におすすめ

✓様々な探究アクションを生徒にさせたいと思っているが、なかなかうまく行かず新たな打ち手を探している。
✓現在計画している自校の「総合的な探究の時間」カリキュラムにイマイチ納得できておらず、新たなやり方を模索している。
✓これから探究学習を導入しようと思っているが、ピンとくる教材が見つかっていない。
✓他の学校での取り組みや先生方と意見交換をして、新たな刺激や知識を得たい。

●内容

時間内容
20:00-20:10 導入・趣旨説明
20:10-21:05 ゲストによる事例共有「主体的な探究への最初の一歩となるプログラム・実践」およびQ&A
21:05-21:25ディスカッション「生徒が夢中になる探究学習の創り方」
21:25-21:30クロージング:簡単な探究を後押しする教材紹介(ワンダリングチャレンジ、マイプロジェクト)

●ゲスト

沼田 翔二朗 様
NPO法人DNA 代表理事

ワンダリングチャレンジ

NPO法人DNA 代表理事
1989年北海道士別市生まれ。高崎経済大学地域政策研究科修了(地域政策学修士)。大学一年次の引きこもりを経て、2009年にNPO法人DNAに参画し、第二創業期と位置づけた2013年頃から群馬県内の高等学校と連携した教育事業を新たに立ち上げ、代表に就任。これまで授業を届けた群馬の10代は1万5000名を超え、一人ひとりが自らの内発性に基づきながら学んでいける教育環境づくりに取り組む。2021年4月~、群馬県教育委員会委員

木下 純 様
金沢総合高校 教員

ワンダリングチャレンジ

●申込方法

以下のGoogle Formより必要事項をご記入ください。

https://forms.gle/9riwtRuQHezSv3vz6

●ご用意いただくもの

ZOOM※(ビデオ会議ソフト)が使えるパソコン、タブレット、スマートフォン

●主催団体等について

主催:ワンダリングチャレンジ実行委員会
高校生を中心とした若者に、未来への目的意識(Sense of Purpose)を育むキッカケとなる場や機会を提供することを通じて、2019年に次世代リーダー育成のプラットフォームづくりを担っていきたいと考えたメンバー有志により設立されました。実行委員会を核として構成する団体は、それぞれ下記となります。

ワンダリングチャレンジ

NPO法人ETIC.
次代を担っていく20代を中心とした若い世代に対して、実社会との接点や機会提供を重視した事業を行うことにより、アントレプレナーシップ(自らの意思と行動で、社会に価値を創造していこうとする精神)溢れる人材を育成、輩出していくことを目的とする。

ワンダリングチャレンジ

一般社団法人ウィルドア
高校生や大学生を中心とした若者が、自らの自由な発想・価値観に基づきそれぞれの「在りたい姿」や「やりたいこと」を探究することができるような社会の実現を目的とする。

ワンダリングチャレンジ

後援:全国高校生マイプロジェクト実行委員会
マイプロジェクトが大切にしているのは、小さくても実際に起こす「アクション」と、 プロジェクトに対する「主体性」です。 不確かな時代だからこそ、高校時代に正解のない問題に向き合い探究することで、 未来への創造力が引き出されます。 そう信じて、マイプロジェクトを日本全国の高校生に広げる取り組みを行っています。




  • 2021.10.27
  • 【高校教員・学校関係者向け】新たな探究のカタチを考える会vol2-主体的な探究へ促す最初の一歩の作り方-